火傷(やけど)

やけど(熱傷)とは

やけど(熱傷)とはやけど(熱傷)とは、高温となった物質が皮膚に当たることで起こります。
物質以外にも、火などもやけどの原因となります。
また、高温でない、40~55℃程度の温度でも、長時間皮膚に接することでやけどが起こることもあります(低温やけど)。
やけど痕を残さないように、きれいに治すには早期治療が大事です。
やけどを負ったらまずは応急処置をして、その後、すぐに埼玉県川越市のやなぎさわ皮フ科内科へご連絡ください。

やけどの応急処置:流水で直ちに冷却

やけどを負ったら、すぐに流水で患部を冷却することが大事です。
患部を冷やすことで、やけどが深くなるのを防ぎ、痛みが緩和できます。

処置のポイント

  • 無理に衣服を脱がない(衣服の上から冷却)
  • 水ぶくれは破らない
  • 指輪などアクセサリーはあらかじめ外しておく
  • 氷や保冷材は使わない(凍傷や水ぶくれの破裂防止)

やけどをしたとき病院に行く目安

狭い範囲の皮膚にやけどを負った場合でも、念のため、当院皮膚科へご相談いただくことをおすすめします。
やけどを負った部位が手足や顔、陰部などの場合には、専門機関の入院治療が必要になるケースもあります。

診療時間外でも受診をおすすめするケース

やけどの程度が軽く思われる場合でも、広範囲にわたってやけどを負った時は、診療時間外でも医療機関を受診するようにしましょう。
また、やけど部分は白色または黒色になっている場合、関節や手の平のやけども同様に、すぐに受診するようにしてください。

やけどの分類と症状のレベル

やけどの程度は「面積」と「深さ」により、次のように分類されます。

症状による深度の分類

分類 深度 症状
1度 表皮 皮膚が赤くなり痛みを伴うが、数日程度で治る
浅達性2度 真皮 皮膚が赤くなって痛みを伴い、水ぶくれができる
深達性2度 真皮 皮膚が赤色、または紫色~白色になり、水ぶくれができる。痛みはない
3度 脂肪組織 皮膚が黒色、褐色または白色になり、水ぶくれはできず、痛みもない

病院で行うやけどの治療

やけどの程度や状態、またやけどを負った部位によって適切な治療方法は異なります。
軽度のやけどであっても、きちんと治療しないと重症化したり、やけど痕が残ったりすることがありますので、応急処置だけで済ませずに、医療機関を受診して適切な診断・治療を受けるようにしましょう。

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