禁煙外来・睡眠時無呼吸症候群外来

禁煙外来

2023年6月1日より禁煙外来を開始いたします。 禁煙治療は保険適用されることになりました。
一定の条件を満たした喫煙者であれば、どなたでも治療を受けることができます。
当院ではニコチンパッチを使用しています。 お気軽にご相談下さい。

禁煙外来当院では禁煙外来を行なっております。
「ニコチン依存症」と診断された場合、保険適応で禁煙治療が受けられます。
「健康のために禁煙したい」「子供が生まれるので、その前に煙草をやめたい」とお考えの方は、お気軽に埼玉県川越市のやなぎさわ皮フ科内科へご相談ください。

※ニコチンパッチを使用した禁煙外来のみ行っております。

禁煙外来での治療方法(薬物療法)

チャンピックス(飲み薬)

チャンピックスは禁煙補助薬に分類される飲み薬です。
ニコチンを含まない飲み薬で、禁煙による離脱症状・切望感を抑制し、喫煙による満足感も抑制します。
禁煙を開始する日を決定し、その1週間前からこの薬を飲み始めます。
お薬を飲む期間は12週間です。
12週間治療を継続できた人の禁煙成功率は約80%になります。

禁煙に成功するためのコツ

離脱症状が不安に感じるかもしれませんが、「煙草を吸いたい」という気持ちを紛らわせる方法は色々あります。
どうしても誘惑に勝てず、煙草が吸いたくなった場合には、受診スケジュールに関わらず、お気軽にやなぎさわ皮フ科内科へご連絡ください。
お一人ではどうしても我慢できないような場合でも、お話することで気持ちをリセットして再び禁煙治療に取り組めるようになる方もいらっしゃいます。
その方にあった対処方法などをアドバイスさせていただきます。

禁煙外来の料金

禁煙外来は保険適用になる?

クリニックでの禁煙治療は1年に1回、保険適用となります。
以下に示す条件を満たす方であれば、保険を使って少ない負担で禁煙治療を受けることができますので、禁煙治療を始めたい方は、是非、やなぎさわ皮フ科内科へお気軽にご相談ください。

保険適用の条件
  • スクリーニングテスト(ニコチン依存症を診断するテスト)が5点以上
  • ブリンクマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上の方
    ※2016年より、35歳未満の方は200未満でも保険適用で禁煙治療が受けられるようになりました
  • 今すぐ、禁煙に取り組む意志をお持ちの方
  • 医師から禁煙治療の内容について説明を受け、それに文書で同意された方

睡眠時無呼吸症候群外来

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群とは、その名の通り睡眠中にたびたび呼吸が繰り返し止まってしまう病気です。
日本ではおよそ300万人の患者様がいらっしゃいますが、その大半の方は適切な治療を受けられていません。無呼吸によって睡眠の質が低下することで目覚めが悪く、日中の集中力低下、強烈な眠気が出てくるなど、日常生活に支障を来すようになることもあります。
さらに睡眠時無呼吸症候群は、呼吸が止まってしまうことにより酸素が十分に全身に行きわたらなくなるため、放っておくと心筋梗塞や脳卒中などの重大な病気を発症のリスクが高まります。無呼吸やいびきを指摘されたときはお早めに当院にご相談下さい。

症状

  • 睡眠中に無呼吸になる
  • いびきをかく
  • いびきが止まった後、大きな呼吸とともにいびきを再開する
  • 夜中に目覚める
  • 起床時の頭痛
  • 不眠
  • 寝汗をかく
  • 日中の耐え難い眠気
  • 十分休んでいるはずなのに疲れを感じる
  • 集中力の低下

原因

睡眠時無呼吸症候群の主な原因として、肥満が知られています。
それに加えて顎が小さいこと、扁桃(へんとう)肥大が加わることで、喉の空気の通り道(上気道)が狭くなり、塞がってしまうことで睡眠中の無呼吸が引き起こされます。
この場合、必ずいびきが生じてきます。
また、喉の空気の通り道が塞がれることはないものの、ストレスなどを原因として脳が呼吸を正しく制御できずに無呼吸が引き起こされる場合もあります。
これらの原因が重なって無呼吸が起こる場合もあります。

睡眠時無呼吸症候群外来で行う検査

スクリーニング検査

睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、まずご自宅で1晩だけ、簡易診断装置によるスクリーニング検査を受けていただきます。簡易検査では無呼吸の有無と頻度が分かりますが、脳波や睡眠の深さなどは分かりません。重症度によっては簡易検査の結果を受けてすぐに治療に進むこともありますが、より詳細な精密検査(ポリソムノグラフィー)が必要と判断される場合があります。その場合は専門機関と連携して検査・治療を行います。

ポリソムノグラフィー(PSG)

ポリソムノグラフィー(PSG)は簡易診断装置よりも詳細に睡眠の質を調べる検査です。
専門機関に入院(1泊)して検査を行い、診断を確定します。

治療方法

生活習慣の見直し、簡易検査や精密検査の結果の重症度に応じて最適な治療法が選択されます。

軽症〜中等症の場合

主に「マウスピース」を使用します。
睡眠中に装着することで気道を確保することができます。
必要と判断した場合は専門機関をご紹介いたします。

中等症〜重症の場合

主に「鼻マスク持続陽圧呼吸療法(CPAP:シーパップ)」を使用します。
本治療の長期有効性と安全性は十分に検証されており、現時点では主な治療法となります。
当院にて手配させていただきます。
これら以外にも気道を拡げる外科的治療はありますが、術後の再発の可能性もあり十分な術前評価が必要です。必要と判断した場合は専門機関をご紹介いたします。

CPAP療法とは?

CPAP療法とは?鼻に装着したマスクから適切な圧力をかけた空気を送り込み、確実に気道を拡げることができる治療法です。
CPAPによる効果を実感している患者様が多くいらっしゃいます。
CPAP療法は高い効果を示しますが、根治治療ではありません。改善した後も定期的な外来通院治療が必要です。
鼻マスクがつけにくい、CPAP装置からの空気に慣れないなどといった場合は、鼻マスクのフィッティングをやり直したり、鼻マスクの種類やCPAP装置の設定を変更することで対応します。より快適に治療を継続できるよう工夫します。
一部の患者様では、鼻に装着する違和感が強く、継続が困難な場合もありますが、その際はマウスピース治療に変更することが可能です。

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