乾癬

乾癬(かんせん)とは

乾癬(かんせん)とは乾癬(かんせん)とは、肘・膝・頭・臀部に赤い皮膚症状ができて、そこからフケのようなもの(鱗屑)ができる皮膚の病気です。
免疫機能の異常で起こるのではないかと考えられていて、全身の様々な部分にできますが、特に膝や肘、頭皮など擦れるところによく発生します。
埼玉県川越市のやなぎさわ皮フ科内科では、この乾癬に対する検査・治療を行っています。

尋常性乾癬

乾癬のうち最も多いタイプで、皮膚が赤くなって厚くなり、かさぶたとなって剥がれ落ちます。

乾癬性関節炎

尋常性乾癬の症状に関節炎が加わったもので、手足、アキレス腱、足の裏などに腫れやこわばりが生じます。

膿疱性乾癬

尋常性乾癬の症状に加えて、皮膚の表面にジュクジュクとした赤い部分ができ、そこに膿疱(膿が入った袋状のできもの)が多数できる病気です。
急な発熱を伴う場合には、入院が必要になることもあります。
必要に応じて専門機関をご紹介させていただきます。

滴状乾癬

風邪や扁桃腺炎などがきっかけで、全身に0.5〜2㎝の滴状の発疹ができます。
若年代に多く、症状を繰り返し尋常性乾癬に移行することもあります。
通常、原因の風邪や扁桃腺炎が治れば症状はなくなります。

乾癬の症状

初期症状

初期の乾癬では、皮膚の赤みとかゆみが症状として現れます。
進行すると患部が盛り上がり、乾燥して、フケのようなものが出ます。

代表的な症状

乾癬は主に肘や膝、足の裏など、摩擦による刺激を受けやすい部分によくできます。その他、頭皮や爪で症状が現れることもあり、かゆみを伴う場合もあります。
代表的な症状は次の通りです。

紅斑

細胞が炎症を起こし、毛細血管が拡張して皮膚が赤くなります。

肥厚

皮膚が厚くなり、表面が盛り上がります。

鱗屑

患部にかさぶたができ、フケのようなものがボロボロと出ます。

乾癬とアトピーの違い

乾癬とアトピーの違いは、次の通りです。

乾癬 アトピー
場所 全身の様々な擦れやすい部分にできる 柔らかい部分に発生しやすく、顔にできやすい
症状 皮膚に赤みと鱗屑(フケ)が合わさった症状が出る 強いかゆみが生じて、掻くと皮膚が厚くなりかさぶたができ、剥げ落ちて悪化する
見た目 ⾚く盛り上がって鱗屑が出る 肌荒れの延長のような見た目

原因はストレス?遺伝?肥満が関係する?

乾癬は遺伝性の病気ではなく、肥満(メタボリックシンドローム)、喫煙・飲酒などの生活習慣の乱れが影響すると考えられています。

乾癬と肥満(メタボ)・喫煙の関係

乾癬と肥満(メタボ)・喫煙の関係乾癬は肥満(メタボ)の影響を強く受けるとされていて、そのため肥満傾向の方は乾癬が起こるリスクが高いと言えます。また、喫煙者も同様に乾癬が起こりやすかったり治りにくいと言えます。

乾癬はうつる病気?

乾癬はうつる病気?基本的に乾癬が人にうつることはありません。
ただし、一度治ったと思っても同じ部分で症状が繰り返し起こったり、外的な刺激により他の部分で新しい症状が出たりすることもあります。

完治する?乾癬の治療方法

乾癬は皮膚の慢性疾患で、良くなったり、悪くなったりを繰り返します。
治癒まで時間がかかることもありますが、適切なケアを続ければ症状を改善することは可能です。
治療を行って症状を改善させ、その状態を維持していくことが大事になります。

生活習慣の改善と肥満の解消、禁煙のススメ

生活習慣の改善と肥満の解消、禁煙のススメ乾癬は生活習慣の乱れと密接な関係があるため、肥満(メタボ)などの生活習慣の改善が重要となります。
ダイエットなどで適正体重を目指すとともに、皮膚が刺激を受けると症状が現れやすくなるため、締め付けのきつい服を着たり、お風呂でゴシゴシと強く擦ったりしないようにしましょう。
また、喫煙習慣があると症状のコントロールが難しくなります。禁煙をご希望される場合には当院内科の禁煙外来をご紹介させていただきます。

禁煙外来のご案内

治療方法

乾癬の治療方法は、「塗り薬」「内服薬(飲み薬)」「光線療法」「生物学的製剤(注射)」の4つで、炎症を抑える活性型ビタミンD3製剤や、皮膚の新陳代謝を整えるビタミンDなどを使用します。
また、生物学的製剤も治療の選択肢となります。症状がひどい方、関節症状がある方は専門機関をご紹介させていただき治療を開始します。治療が開始された後は、当院で引き続き治療継続していただくことも可能です。

塗り薬
治療法 効果 代表的な薬
ビタミンD3 表皮の角化異常を抑制 オキサロール
ステロイド 炎症を抑制 ステロイド外用薬
合剤 上記2つの合材 ドボベット・マーデュオックス
飲み薬
治療法 効果 代表的な薬
レチノイド製剤 表皮の角化異常を抑制 チガゾン
免疫抑制剤 過剰な免疫反応を抑える ネオーラル
PDE4阻害剤 過剰な免疫反応を抑える オテズラ
光線治療
注射
治療法 効果 代表的な薬
生物学的製剤 炎症性のサイトカイン(たんぱく質)の動きを抑制 IL-17 コセンティクス
IL-23 トレムフィア・スキリージ
TNF-α ヒュミラ
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